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宮崎県警殿の交通信号用にハイブリッド方式電源装置を納入

2012/06/20

 当社は、台風や震災などの災害時に停電が起こった場合でも、交差点の信号機が無停電で点灯し続け、円滑、安全な交通システムが確保できる、全国的にも初めての交通信号用ハイブリッド方式非常用電源装置を開発、製作して宮崎県警殿に先般納入いたしましたが、このほど宮崎市役所前交差点で運用が開始されました。

 通常の非常用ディーゼル発電装置は、停電発生から起動・給電までに10秒から40秒ほどかかりますが、この新しい電源装置は、ディーゼル発電装置に無瞬断装置付きのバッテリーを搭載させてハイブリッドシステム化しており、商用停電時でも直ちに信号装置に給電され、無停電で交通信号機能が維持されます。また、低騒音ディーゼル発電装置で72時間連続給電できる特長を持っています。

 このハイブリット方式非常用電源装置により、商用停電時に在来の非常用発電機が給電開始までの10秒から40秒ほどの信号機の危険な無点灯状態を解消でき、交通事故防止を図ることが可能となります。

 今回、このハイブリッド方式非常用電源装置が、台風や震災等の災害時でも交通システムを確保する上で非常に有効であることが確証されたことから、今後全国的に普及して行くことが期待されています。


 なお、主な仕様は次の通りです。

1. 発電機   : AC100V 12線 1.0kVA

2. エンジン  : 強制空冷4サイクルディーゼル機関

3. バッテリー : 無瞬断給電用

4. 充電器   : 半導体式全自動充電器 

 

お問い合せ先:営業本部  担当:木村、宮尾  03-6806-1075
Webからのお問い合わせ 
https://www.mzm.co.jp/contact/form.html

 

ハイブリッド方式非常用電源装置

ハイブリッド方式非常用電源装置

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