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排ガス4次対応エンジン/TCD2.9型及びTCD3.6型のご紹介

2013/04/14

平成25年4月14日
営業本部


排ガス4次規制(Tier4)対応エンジン販売開始について


 弊社は、排ガス4次規制対応ディーゼルエンジンの販売を現在展開中であります。これまでの販売活動により良い評価を受け実績ができており、16.0V、12.0V、7.8L、6.1L、4.1L、3.6L、2.9Lのエンジン排気量7機種が国内での販売対象機となります。

 本エンジンシリーズは、独国のドイツ(DEUTZ)社が開発したもので、日本国内では三井造船マシナリ−・サービス(株)(旧名称:三井ドイツ・ディーゼル・エンジン(株))が販売及びアフターサービス代理店として販売供給するものです。

 三井造船マシナリ−・サービス(株)(旧名称:三井ドイツ・ディーゼル・エンジン(株))は、昭和38年にドイツ社と三井造船との合弁会社設立により直列2〜6気筒の空冷ディーゼルエンジンの製造販売を開始し、過去同クラスの建機向けエンジンでは5〜6%のシェアを有していた実績があります。
 現在では三井造船(株)の100%子会社となり、ドイツ社の日本国内におけるエンジン販売及びサービスの代理店としてドイツ社エンジンの輸入販売を行っております。

 ディーゼルエンジンの排ガス4次規制は、3次規制に比べて格段に厳しい規制内容となっており、3次規制までの様にエンジン単体では規制値までに低減することが不可能であり、排ガス後処理装置が必須となり、その開発に国内ディーゼルエンジンメーカーも多額の費用と時間を費やしており、生産する機種も得意分野に絞り込みが行われております。
 後処理装置においてPMの除去のため多くのメーカーはディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)を使用しております。この装置ではDPF内に捕集したすす(PM)を必ず除去(再生)しなければならず、その方法によっては機械を止めてその処理を行ったりして運転に影響を及ぼす場合があります。
 ドイツ社におきましても4.1L以上のエンジンではDPFを使用しておりますが、独自の技術によりその様な問題を解決して提供しております。同社エンジンで特筆すべきは新規開発の3.6L、2.9LシリーズではDPFを全く使用せず、酸化触媒(DOC)のみ、又は脱硝用触媒(SCR)との組合せにて排ガス4次最終規制まで対応し、後処理装置のメンテナンスフリーを実現していることが挙げられます。
 これによりエンドユーザは後処理装置の扱いを気にすることなく、運転に集中することが可能となります。

 三井造船マシナリー・サービス(株)は、国内メーカーと差別化のために特に3.6L、2.9Lシリーズの販売に尽力しております。                           


以上


お問い合せ先 : 東京営業所(03-6806-1075)
担当 : 鳥塚 / 鶴見
Webからのお問い合わせ : https://www.mzm.co.jp/contact/form.html


TCD2.9型

TCD2.9型

TCD3.6型

TCD3.6型

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